故人の財産

相続するまでの流れ

経験したことがないことに対しては誰でも他人事として考えがちですが人生いつ何どき何が起こるかは誰にも予測できないものです。
ましてや、それが自分以外の周りを巻き込むようなことであればなおさら、突然目の前に現れたときの困窮加減はいっそう大きなものになってくるのではないでしょうか。
さて、どんな人にも少なからず関係してくるのが遺産相続の話です。
何気なく過ごしていたとしても、ある日突然自分のこととして訪れるかわからないのが遺産相続ですが、いざというときに困らないよう、あらかじめ大雑把にでも手続きの流れを確認しておくことは、全くの知らないという状態と比べると大違いに心構えが変わってきます。

遺産相続についての問題が自分に降りかかってきたときに、あたふたしないよう事前に要点をこの機会に是非おさえておきましょう。
まず、財産の持ち主である被相続人が亡くなった時点から相続人に対し、遺産の相続が開始されます。
亡くなった時点というのは誰かに看取られたときだけを指すのではなく、大きな事故や何かの事件に巻き込まれた場合や、突然姿が見えなくなってしまった場合などの失踪届けにとっても相続の開始として扱われます。

相続の開始が確認されてから行われることが、遺言書の有無を調べることです。
この遺言書があるかないかでその後の相続の流れが大きく変わってきます。
まず遺言書がある場合は遺言書に記載されている人物が優先的な相続人となります。
遺言書がない場合は法律で決められたルールに基づいた法定相続人が相続人となります。
相続人が決まった時点で相続する遺産の目録を作成します。

そして目録作成後、相続人が複数いる場合には遺産を分割するための遺産分割協議を全ての相続人で行い、全員の合意がとれればそのまま次の段階へ進み、全員の合意がとれない場合は調停での話し合いを行うことになります。
そして次に相続税の計算が行われ、相続人各自それぞれ相続税の申告と納付を行うという流れになります。
相続税の申告と納付の期限は、相続人それぞれ相続の開始を知ったときから10ヶ月以内とされています。

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